ピークル計測 > 計測方法
システム全体図
検知ループアンテナの設置
- 検知ループアンテナは、6m、9m、12m(コース幅)の3種類があります。
- 単線ビニール線なので軽量です。舗装路にガムテープ等で60cm幅に固定します。
- 雨等でガムテープで固定できないときは、ゴムシートの裏にアンテナを貼りゴムシートを重りなどで動かないように両サイドを固定します。
デコーダーとパソコン
- デコーダーと検知ループ用ケーブルを接続します。
- デコーダーにGPSを接続します。
- デコーダーとパソコンをRS232CかLANケーブルで接続します。
- パソコンは4台まで接続が可能で、LANハブを使用して接続します。
- パソコンにプリンターを接続すれはリザルト印刷が可能です。インクは水に強い顔料インクを使用します。
チップ取付け
自転車フォークの場合
- 自転車の個人競技ではオリジナルのマジックテープを使用してフォークに取付けます。タイラップ等で固定したいところですがゴミがでて環境によくないため使用しません。
足首ベルトの場合
- 自転車のチーム競技では足首ベルトを足首に巻きつけます。
- ランニング競技では靴紐に取付けるか、足首ベルトで足首に巻きつけます。
くつ紐の場合
- ランニング競技では靴紐に取付けるか、足首ベルトで足首に巻きつけます。
- ランニングの駅伝競技ではタスキにチップを取付けます。
電源
- デコーダーはACアダプターで使用しますが停電対策のためUPSを使用します。
- AC100Vが無い場合は、デコーダーは12Vバッテリを使用し、ノートパソコンとプリンターは電池にインバータを使用します。
- デコーダーの電源が切れると通過データが取り込めないため注意が必要です。
ビデオバックアップ
- 同着など着順判定が必要なため必ずビデオバックアップを行います。
- チップのトラブルや落下などの対応にもバックアップは必須です。
- ハイビジョンカメラとハイビジョンレコーダーを使用します。自転車競技ではヘルメットキャップ番号を写し、ランニングやMTB競技では斜め前からゼッケンやプレートを写します。
ソフトウエア
- ピークル計測では、Racewave Consoleを使用します。アクセスで作られているので汎用性があり、テーブルやクエリデータ等を利用することができます。
- 計測中に途中経過の印刷またはエクセルデータを抽出することができます。
- 計測後に全員のリザルトを印刷またはエクセルデータで抽出することができます。
- 計測後に全員のリザルトをHTML作成しWebに速報をアップすることができます。(オプション)